【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
「そうか。急用ならば仕方ないですね。そういう状況であれば、主役であるティタニア様のエスコートを誰がやっても、仕方ないですよね? うちのスノウはいかがですか? 今まで一途過ぎて慣れる隙間がなかったため、少し女性の機微にうとい鈍感なところもあるかも知れませんが、問題がある程ではありません。一応辺境伯子息としての礼儀作法や、その場での振る舞いも心得ています。ティタニア様の隣に居ても、恥はかかせないと思います」

 ユージンはティタニアに対して本格的に隣に座っている従兄弟の売り込みをかけはじめたようだった。彼に求愛を断られたことも、きっと聞いているのだろう。その言葉に戸惑いながらもティタニアは言葉を返す。

「いいえ。大丈夫です。関係を誤解されてしまうもの」

「……どういう誤解されるんだ」

 スノウは本当に不思議そうに聞いた。

「いえ。その……私と何か関係があるのかと……今まで、プリスコット家と何の繋がりもありませんでしたし、領地運営で何か交流があった訳でもない。きっと二人の関係を変に勘繰られる可能性があります」

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