いつまでも、君が大好きです。
その日の夜。
私は、ある人にメッセージを送った。
内容は、『明日の体育祭の帰り、迎えに来て欲しい。』というもの。
私は、ある決意を胸に抱きながら、その日を終えた。

そして、とうとう体育祭当日。
私は、朝から少し頭痛があったけど、お母さんには元気なふりをして、そのまま家を出た。
学校に着き、教室に入ると、菜都が私の席に来た。
「美奈!おはよー。」
「おはよー。」
「ほら、美奈。リボン巻いて!」
そういって菜都は、なにやら後ろから、黄色のハチマキを取り出してきた。
「わー!可愛い!」
「だよね!私たち実行委員が、今年はクラスごとに色を分けたリボンを作ったの!」
なるほど。
だからこんなにセンスがいいのか。
「菜都、じゃあ巻いてもらってい?」
「任せろー!」
そういって、私たちは楽しく朝休みを過ごした。
そしてホームルームが終わり、私たちは外に出た。
そこからは、クラスごとにまとまって、好きな子と移動していいらしいので、菜都と一緒に、開会式や準備体操などを行った。
その時もずっと頭痛がしていたが、私は平然を装いながらなんとか逃れることが出来た。
そして、いよいよ競技が始まった
まずは八百メートル走で、湊都も出るらしい。
開始のピストルに合わせて、選手が勢いよく走り出した。
どのクラスもいい勝負で、私たち二組は、現在六組と同位で三位。
そして、そのまま三位でゴール。
周りからは、『惜しい』とか、『次々!』とか、そんな声が聞こえてくる。
そして、次がスタートした。
次は、現在は四位だ。
これは危ないか!?と、クラスの誰もが心配したなか、みんな『がんばれー!』と声を合わせて応援している。
そのせいあってか、見事、何人も抜いて、二組の生徒が一位でゴールした。
「やったー!!」
私は、声を上げて喜んだ。

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