いつまでも、君が大好きです。
「ご、、、ごごめん!!」
急いで離れる。
「おっと、、、。」
あ、私が痛くなかったのは、笹原くんが私の変わりに下敷きになってくれたからってこと、、、?
「あ、えっと、、、助けてくれた、んだよね。ありがとう。」
恥ずかしくてつい下を向いてしまう。
だって、、、笹原くんは、私の事が好きだから。
高校に入学してからまだ一ヶ月しかたっていないのに、過去に三回告白されたことがあるくらいだ。
「それ、あと何枚?手伝う。」
「え、いいよ。あと二枚だけだし。」
「早川さん危なっかしいから、俺がするよ。」
「ちょ、それ失礼でしょ。私がする!」
「じゃあ、一枚ずつしよっか。」
笹原くんが立ち上がり、困り顔で笑う。
「、、、、うん、そうだね。」
引き止めてしまっていることが申し訳ないけど、笹原くんも引いてくれそうにないので、お願いすることにした。
「誰が頼んできたの?こんな事。」
脚立を直しながら笹原くんが尋ねてくる。
「鈴木先生。美術の。めっちゃ無理やり頼んできた。」
「あー、あの人ね。あの人の授業めっちゃ眠くね?」
「分かるー。開始五分で眠気くるよね。」
「あはは、五分って、はは」
私の言った言葉にツボる笹原くん。
笹原くんが爆笑しているところを見ていたら、自然と私も笑みがこぼれてきた。
「でも今は感謝かな。こうやって早川さんと話せてるからさ。」
急に笑うのをやめて、笹原くんは私の方をじっと覗き込んできた。
その言葉を聞いた私は、恥ずかしさで咄嗟に俯いてしまった。
チラッと上を向くと、笹原くんと目がバッチリあってしまい、また下を向いた。
それでも笹原くんは私から目を離していないのだろう。
< 69 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop