空っぽのプレゼントボックス
私は、空っぽのプレゼントボックス

何かあるように見せないことには、周りに誰も集まらないのです

だから、何か素敵なものが、詰まってる振りをして

ラッピングにこだわりました

だけど、ある時、わたしが自分を、空っぽだと思っていることが、人に伝わり、その人たちは私の下を去ってしまいました

そんな時楽しそうな、笑い声が聞こえました

こんなに楽しそうなんだもん。彼らはきっと、特別な存在に違いない

そして、振り返ると、そこは空っぽな人々の集まりでした

え…

そっか

空っぽでも、笑ってていいんだね

知らなかった

そして、私は、空っぽな人々の群れの中へと駆けていきました

私はそこで、空っぽのまま生きていくことにしました

ある時、トントンと、肩を叩かれ振り返ると、その人は言いました

貴方の輝き、とっても素敵よ

え?

その時、初めて気づくのでした


空っぽだと思っていた自分には、キラキラ輝く宝石が、隠れていたことに

今までは、ラッピングに隠れて気づかれなかった宝石が、公になったのです

そっか、ラッピングにこだわる必要なんてなかったんだ

だって私には、こんなに輝く宝石があるから

そして、おーいと呼ぶ声がしました

なんだ、全然空っぽじゃないじゃないか!

私が、空っぽだと知って、去っていった人々が、戻ってきました

なんだ、そんなに素敵な宝石を隠してたのか

気づけば、空っぽだと思っていた人々には、それぞれ違う色の宝石が輝いていました

ラッピングに、こだわるのを辞めたことで、曇っていた目が、見えるようになったかのようです

そして、気づくのです

私達は、元々特別な宝石なのだから、ラッピングなんて、本当は必要ないのです
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