俺の気持ちに気づけよ、バーカ!



視線が絡んでいることにさえ
気づいていない私。


柔らかそうな髪

触ってみたいなぁ

のんきに
そんな願望を抱いていると


「オマエ……
 みみっ、見すぎだろ?」


耳まで真っ赤に染めたコーチが
慌てだし


「マジで……
 可愛い奴……」


恥ずかしそうに
視線を地面に逃がしたから

やばい、やばい、やばい、やばい

キュン、キュン、キュン、キュン

私の心臓が
荒々しく
飛び跳ねだしちゃった。

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