俺の気持ちに気づけよ、バーカ!


思いきり唇を結び

照れ隠しで
視線を桜牙コーチから
逃がしていたのに……

チラッと瞳に映してしまった
彼の姿に、私は絶句。


心の中が、キュンキュンの
萌えハートで埋め尽くされ

ドキドキのビートが
鳴り止まらなくなってしまった。



桜牙コーチ。

なんでまた
うつむきだしちゃったの?

恥ずかしそうに
口元を手で隠しているし。



自信なさげにモジモジしだした
コーチの姿。

可愛すぎて……

私まで
恥ずかしくなってきちゃいました。



心臓の爆音が鳴りやまない
この状態。

バコバコ跳ねる自分の心拍と
混ざり合うように

彼のぎこちない声が、
私の鼓膜を甘く揺らす。

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