俺の気持ちに気づけよ、バーカ!
いつも堂々としていて
凛と背筋を伸ばす桜ちゃん。
俺様で。魔王並みにドSで。
自分の意志を曲げない。
そんな彼が
恥ずかしい気持ちを
押し殺しながら、
必死に私への想いを
伝えてくれた。
そのことが嬉しくて
自分がこんなに
愛されていたんだと
幸福に包まれて
嬉し涙が流れそうになる。
――桜ちゃんに
幸せのお返しがしたい。
そう思った私は、
机に寝そべる桜ちゃんの頭に
手を伸ばす。
頭をなでようとした……
のに……