俺の気持ちに気づけよ、バーカ!


愛情の深さが
俺の腕に宿り

さらにきつく
俺は璃奈を抱きしめた。


「俺さ、
 璃奈のことを大事にしたいし
 今日は、泊まるのやめとくわ」


「……うん」


でも
俺も寂しいからさ……

「帰ったら
 璃奈に電話していい?」


「えっ?」


「俺だって
 オマエの声聞きながら
 寝たいんだよ」



ふわぁと
花びらが開いたように
ふんわり笑った璃奈は

「じゃあ帰ったら
 急いでお風呂に入って、
 スマホの前で
 じーっと待ってるね」と

かかとでジャンプしながら

嬉しそうに
髪を揺らしている。
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