俺の気持ちに気づけよ、バーカ!


苦手なママ達だったから

よかったぁ。

これで会話は終わりっぽい。

安堵のため息をこぼしたのに……


「私達ね、すごく心配してるの。
 亮君と優君のこと」


意気投合しながら
距離を詰めてきたから

私は、威圧感を
覚えずにはいられない。



「私の弟達を
 心配……ですか?」

「だって亮君って、
 気が強い所があるじゃない?」

「意志がはっきりしていると
 言えば、聞こえがいいけど。
 なんかねぇ~」

「優君は、おとなしすぎなのよ。
 言いたいことが
 言えないみたいだし」

「2人とも、可哀そうな子に
 育っているような気がするのよね」



言いたい放題な3人。


「可哀そうな子……
 ですかぁ……」


思いがけない指摘に
私の心臓が、鈍く疼く。

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