【コミカライズ】騎士様と合コンして狙い撃ちしたら、まさかの恋仲になれちゃいました。もう離れたくないと縋るので可愛すぎてしんどい。
「えっと……家、間違ってない?」

 そんな訳はないのはわかりつつ一応、確認した。

 私は馬車が玄関まで寄せて停めてくれたので、屋根のある中でひどい雨からは守られている。

 この前に訪問したシャーロックの実家は、こんな風に言うとなんだかおかしいけれどお金持ちなら庶民が住んでいてもおかしくないようなお邸だった。確かに大きくて歴史を感じさせ、代々銀狼騎士団の騎士団長の家系なら別に住んでもおかしくないかなっていう風情。

 けれど、シャーロックと私が馬車から降りて目の前にしているのは、間違いなく貴族階級が住むような家、ではなくお邸だった。女性らしい曲線を持つ美しい紋様も刻まれた壁もある白いお邸。

「間違えてないよ。ここで合ってるから」

< 235 / 261 >

この作品をシェア

pagetop