【コミカライズ】騎士様と合コンして狙い撃ちしたら、まさかの恋仲になれちゃいました。もう離れたくないと縋るので可愛すぎてしんどい。
「……これは。何があるかと、心配で彼氏が出張先にまで駆けつけてくるはずだ。ところで、今夜着ている紺色のドレスは美しい。エレノアに良く似合っている」

「ありがとうございます。これ凄くお気に入りなんです」

 こういう場でのお決まりの社交辞令というのは分かってはいるものの、気に入っている服を褒められて悪い気はしない。

 私の髪の赤色は強い色なので、どうしても合う色が限られてくる。今着ている紺色のドレスも、スカートの丈感や色味など、かなり吟味して購入したものだった。

 照れつつそう言うと、マクラーレンさんは片眉を上げつつ小声で言った。

「……あれは、君の彼氏だな。ついさっき会った人物とは、全く違うように見える。私も先程会って話して彼だと認識していなければ、すれ違っても気がつかなかっただろう。見事なものだな」

 そう聞いて、彼の視線を辿ると確かにシャーロックはそこに居た。
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