クールで無口(大嘘)な白井くんは愛が重い
「勢い、つよ……」
「つい貫通して答えてしまったんですけど、もういちどお願いしてもいいですか?」
「え? あ、はい……。白井くん、友達として一緒にお買い物しませんか? そのあとでも後日でもいいんで、写真撮りたいです」
「ありがとうございます、行きましょう」
「どうしてもういちど言わせたんですか?」
「宮坂さんの声聞けなかったの、惜しいことしたなって思って……」
誘ったの、失敗したかな。
「教室まで迎えに来るんで、待っててくれますか?」
「……わたしが行きましょうか? 誘ったのはわたしですし」
「や、……あ、えー……悩んじゃうんで、ふたパターンやりませんか?」
「やりませんよ普通に」
「じゃあ今日は俺が行きます。次は宮坂さんにお願いします、嬉しいんで」
「わかりました」