クールで無口(大嘘)な白井くんは愛が重い
「まあ、いろんなひとを頼れたほうが生きやすくていいでしょうし、その邪魔はしたくないですかね」
「……無欲ですね」
「そんなことは」
「墓に入りたいとか言ってたひととは思えないです」
「ひとりで墓に入りたいわけじゃないです、宮坂さんと、将来的に、です。そこいちばん大事なんでわすれないでください」
「おかしいな」
「至極まっとうな主張ですよ」
……まっとうかあ。まっとう──では、なくない? 納得しかけたのがほんとうにいや。白井くん、あのですね。
わたし、白井くんと話すようになってから結構変わったと思うんですがそんなことはないんですかね、わかんないけど、殴り合うみたいな会話、まあまあ好きなんですよ。
……プレゼント、ちゃんと考えてみちゃおうかな。友達として、だなんて、白井くんは納得してくれないかもだけど……、わたしが、あげたいと思ってしまったので。