【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
 そう声をかけると、リカルドは何の躊躇いもなく濡れた部分に吸い付いた。そのあまりのことに目を見開いたスイレンは体を捻って逃れようとする。

「やっ! ……やあっ……気持ち、良いっ……ああっ……リカルド様ぁっ……」

 ジュウジュウと音を立てて吸われて、頭が真っ白になって背筋に力が入る。何だか、気持ちでは逃れようとしているはずなのに、人としての本能でそこをリカルドの口元に押し付けようとしている自分も居て、相反する自分の気持ちにスイレンは訳がわからなくなる。

(ああ、こんなに……気持ち良いなんて……思わなかった)
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