離婚するはずだったのに記憶喪失になって戻ってきた旦那が愛を囁き寵愛してきます
 シャワーを浴びて、バスローブに身を包んだシエナは、ほんのりと肌がピンクに染まって、色っぽい。

 もう良いだろ?

 うん、俺は、我慢した!

 ポンポンッとベットに誘って、近づいて来た瞬間、秒でシエナを押し倒して、唇を重ねた。


「ふぅっ……ん……っ んっ…… 」


 トロンッと、快感に身を委ねて、蕩け切ったシエナから、俺の使っているボディーソープの香りが漂う。

 それだけで、嬉しくなって、彼女の胸にグリグリッと唇を押し付けた。

「あっ……っ はあ……っ 」

 シエナから、甘い吐息が漏れるのを聞くと、もっと鳴かせたくなる。

 堪らなくなってバスローブを剥ぐ。

「?!!ッ …… 裸?! 」

 白い肌が、快感に染まり、艶やかで艶めかしい。

 思わず、ゴクリッと唾を呑み、シエナの裸体を凝視する。

「や、やだっ そんなじっくり見ちゃダメ!! 」

 そう言って、俺の眼鏡を奪い取る。

「眼鏡を外したら、見えないですよ、ね? 」

 可愛い事をするシエナには悪いが、外してもバッチリよく見える。

「甘いな」

 眼鏡はただの、女避けの為の、伊達だ。


「ひゃぁぁーーっ……っ や、ダメ、ダメ、そんなところ、舐めちゃ…… っ 」


 クククク……ッ、俺の指で、舌で翻弄されるシエナの甘い吐息が漏れるたび、もっと、もっと、と、何度も触って俺の存在を刻む。

 トロトロッに、蕩けた可愛い顔も、俺の愛撫で感じている、艶めかしい身体も、しっかりとこの瞳に焼き付けよう。

 俺の腕の中で、喘ぐ嫁が愛おしすぎて、幸せを噛み締める。


(ああ、俺、本当に結婚したんだなあ…… )
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