鬼部長にプロポーズされました。
鬼部長と甘い部長
 高遠部長に呼ばれた。
「村上。」
「はい。」
「この式の、席次表どうなってる?」
「あ、すぐ確認します。」
「言われてからじゃ遅い。自分の担当ぐらい、把握してろ。」
「申し訳ございません。」
いつもの高遠部長だった。
このほうが、安心する。
昨日の夜と朝の部長のほうが違和感だった。

「部長、席次表は明日には届くそうです。」
「了解。」
ほっとした。

「部長にまた怒られたね。」
「怒られっぱなしです。」
落ち込んだ。

その後、新規のお客様との打ち合わせがあった。
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