(完)28歳の恋愛事情
んー…やっぱり礼央君に心を開くのはまだやめておこう。






空いたお皿を片付ける礼央君に声をかけた。




「食器くらい洗うよ。手料理振る舞ってくれたお礼」




「…じゃお願いします」





と素直に甘えてくれた礼央君にホッとする。





なにもしないまま帰るわけにもいかないからね。






不慣れな手つきで食器を洗っていると、礼央君がひょっこり顔を覗かせた。





「茉希先輩、帰りますか?それとも泊まっていきますか?」






なんて聞かれ、思わずお皿を落としそうになる。
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