※ちょろい私に本当の恋を教えてくださいっ


運動は嫌いな訳じゃない、かと言って好きなわけでも…ないかな



球技は得意かもしれない…けど、足は本当に遅い。正直大きい声で言えないほど遅い。




「走りたくないなぁ」





「なにが?」





「わ!!!」




「わって…色気ないなぁ」




「星咲くん!」




「さっきぶり、元気になってよかった」




「お陰様で…寝不足だったみたい」


星咲くんのこと考えてたら寝付けない、とか言えないけど。




「あんなに授業中寝てるのに?」




「うっ…それとこれとは別でしょ!」




「いやいや無理あるでしょ」




なんて面白おかしく笑ってる星咲くん






あ、



笑った顔


好きだなぁ






じゃなくて。



「そんなおかしいこと言ったかな」





「うん、夢乃サン元からちょっと変」




「それは…嬉しくない様な」




「これでも褒めてるつもり」





「ないでしょ!」





星咲くんずっと笑ってる…私がネタみたいだけど…




あんな笑ってくれるなら、ちょっと嬉しいかも




ネタにされてるけど。





「そういえば、星咲くんは体育祭何出るの?」





「俺はリレーと借り物競争」



めんどくさいからサボろうかなって…

なんて聞こえてます、星咲くん




「そうなんだ、もうすぐだね」




「だね、授業ないから嬉しいかも」




「確かに。」




話してると、授業の予鈴がなりました



なんか、話してるとあっという間に時間が経つなぁ…



「時間経つの早いね」




「へっなんで…!?」




「ん?夢乃サンももしかして思った?」




「う、うんびっくりした」



「え、」




うん?



星咲くんの顔を見ると、手で少し隠して目を逸らされました。



「ど、どーしたの」



「ちょ、不意打ちすぎ」




よく見たら、頬が少し赤い?



「へへ、仲間だ」



「っ、夢乃サンほど真っ赤にならないよ」



「これは通常運転だよ!」



「ははっ、そうなんだ?大変だね」



なんて、今日も意地悪を言ってきます



なんか…調子狂うなぁ。



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