眠りに堕ちる

慰めてくれるものは何もかもない。

ひたすら悲しい。

誰もいない部屋にひとりぼっち。

部屋にいないならリビングに行こう。

そう思って立ち上がったが、

歩けなかった。

ドアがある方に歩けない。

足が出ないの。

出ないんじゃなかった。

私には重い足枷があるからだ。

私は声を殺して泣いた。

誰かの助けを夢見るように。

ママ、パパ、どこなの?
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