これを溺愛だとは認めない!
「友達としてなんて言っていたら、風先輩を誰かにとられちゃうよー?」


風先輩を取られてしまう。


顔も知らない女の子と、風先輩が仲良くすると考えただけで心の仲がモヤモヤしてしまう。


「や、やだ……」

「ふふ。それが恋なのよ?」


そう言った雅の表情がやたら大人びて見えた。


「正直な事言うね……」

「あ、うん!」

「こんな事言ったら悔しいけど、風先輩はレンちゃんに夢中だと思うの……」


風先輩が私に夢中!?
< 315 / 429 >

この作品をシェア

pagetop