これを溺愛だとは認めない!
「この子がたま?」


ちよ、ちょ。待てよ。

なんで、咲くの奴たまを呼び捨てに。

流石に幼なじみでも堪忍袋の緒が切れる。


「おい!
たまをたまって、呼ぶんじゃねー!環さんって呼べよ?」


普通の奴だったら殴る。

でも、咲だから叩くくらいで済ませた。


「分かったから!
で、この子が環さんなのね?」

「ああそうだよ!
たまは俺のペットだからな!」

「ペットてなんですか!?」

「たま!猫みたいだろ?」

「そうじゃなくて!!
やっぱり、私の事からかっていたんですね!!」

「……」


何故かからかってるだなんて言えなくて__
< 65 / 429 >

この作品をシェア

pagetop