これを溺愛だとは認めない!
まるで、飼い主を待っていた忠犬みたいな気分になりながらメッセージを確認した。


「て、てめえ!!」


なのに、メッセージの相手は咲。


「なんで、このタイミングでメッセージなんかよこすんだよ!!」


一瞬盛り上がった気持ちを返せと、叫びたい。


俺の顔を見て穏やかに笑っている、咲がムカついて一発入れる。


「風の恋が上手く行きますように」

「別に恋なんてしてねえよ!
ちょっと、トイレいってくるわ!!」

「はいはい」

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