犬系男子が可愛くてたまりません

部長の指示で終了を告げられ今日の歓迎会のことがもう一度告げられて解散となった

「真由香、また後でね」

「うん」

真由香は歓迎会の紙をもう一度見直していた

「どうしたの?」

「あっ、亮介さん、まだこの辺の地理に詳しくないから辿り着けるかなって」

「携帯のマップに住所いれてみてごらん

わからなかったら迎えに行こうか?

真由香ちゃんの最寄り駅からは1駅だよ」

「あっ、そっかマップ…近くしか使ったことなかったから

住所ね、ありがとうございます」

会場の店の住所と電話番号が紙には書いてあった

「迷ったらすぐ連絡するんだよ」

「はい、早めに出てみます、お疲れ様でした」


集合時間は19時

真由香は集合時間に間に合っていた

部長の挨拶から始まりみんなで乾杯をする

1年のテーブルで穂乃香、真由香、そして、真由香と今日サークルを一緒に回った彩(あや)ちゃんが話していた

「今日楽しかったね」

「うん、明日筋肉痛かもだけど(笑)」

「運動できる人はいいなぁ、でも私もサポートするよ」

「穂乃香ちゃんは田口先輩の妹なんだってね」

「うん、そうだよ」

「チラシ配りの時凄い人気だったね

田口先輩目当てで入ってきた1年もいるんじゃない?」

「どうなんだろ、結構みんな運動できる人がやっぱり多くてお兄ちゃん目的とかは気づかなかったな

まあお兄ちゃんはモテるけどね〜

すぐ別れちゃうからな」

やっぱり亮介さんはモテるのか

「私もまだ詳しくは知らないけど3回生の女子の人数が少ないのは田口先輩に告白して振られて辞めていくとか2回生に聞いた」

彩ちゃん情報だった

他の1回生も集まってきて穂乃香に亮介さんの事を聞いている

「私、先輩達にお酒ついでくるね」

真由香は先輩にお酌をしながら亮介さんの所にやってきた
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