幼なじみマリアージュ~偽装のはずが、エリートパイロットの溺愛が開始されました~
ルキ君は退院。
私は『槇村レディースクリニック東京』へと年内最後の診察に足を運ぶ。

「薬物療法を開始してから・・・生理がとっても楽になりました」
「そう、それは良かったわね」

「先生のおかげです」

鹿沼先生の苗字は白石に改姓していた。やっぱり、楓ちゃんは幸人さんの娘で、二人は再婚したんだ…
「そうだ・・・私…年内で病院辞めるの」
「えっ!?」

「診察は『東亜医科大付属病院汐留分室』の産婦人科外来に来て貰えば、続けられるけど…どうする?結さん」

「幸人さんと同じ東亜で働くんですか?」

「まぁね…」

「じゃ喜んで、私も東亜に行きます!」

「これからもよろしくね…」



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