幼なじみマリアージュ~偽装のはずが、エリートパイロットの溺愛が開始されました~
「舞貴方…古村君と…」

「はい、舞さんと交際しています!」

「・・・」

私を狙っていたと正々堂々と言い放っていた古村君。
彼は野心を隠さず、完全な玉の輿を狙っていた。
私が祐斗と結婚。彼のターゲットは知らぬ間に舞に移っていた。
そして、見事に舞のハートを射止めていた。

「舞…」

「…彼は玉の輿狙いを隠さず私を口説いてきました。最初は睥睨していましたが…彼の裏表のない性格と野心に惚れました。お父様にも紹介済みです。結婚も視野に入れ、交際しています」

「じゃ古村君が私の義理の弟に…」

「はい、あ…草壁さんにもよろしく」

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