eスポーツ!!~恋人も友達もいないぼっちな私と、プロゲーマーで有名配信者の彼~
おまけ
水族館を出た私達は、予約していたレストランに向かっていた。
「本当はさ、REVOが終わってすぐに春菜とキスしたかったんだけど、親御さんが来てたから無理だったんだよな」
「お父さんとお母さん、号泣しながらステージ近くまで来るんだもん! 本当にびっくりした」
「挨拶、どのタイミングでしたらいいのか迷ったよ」
私達はプッと吹き出して笑う。
そのとき、私のスマホが鳴った。
少し遅れて、ヤマトのスマホも鳴る。
「あれ、なんだろ? ちょっと電話に出るね」
「俺もだ」
「……はい、もしもし」
『夜遅くにすいません。eスポーツ日本代表選考委員会のものですが……』
「なんでしょう?」
『実は、今度の世界大会でアタックウォリアーズのチーム戦が競技内容として決定しました。個人戦はヤマト選手が出るのですが、チーム戦、ダブルス戦ではハル選手も出場をお願いしたいんです』
……。
私たちは電話を切り、顔を見合わせる。
「選考委員から?」
「うん」
「まさか、ふたりで日本代表になるなんて」
「でもこうなったら、やるしかないだろ!」
頂上にある星を、絶対にとってみせる!
eスポーツ‼
~恋人も友達もいないぼっちな私と、プロゲーマーで有名配信者の彼~
(END)
「本当はさ、REVOが終わってすぐに春菜とキスしたかったんだけど、親御さんが来てたから無理だったんだよな」
「お父さんとお母さん、号泣しながらステージ近くまで来るんだもん! 本当にびっくりした」
「挨拶、どのタイミングでしたらいいのか迷ったよ」
私達はプッと吹き出して笑う。
そのとき、私のスマホが鳴った。
少し遅れて、ヤマトのスマホも鳴る。
「あれ、なんだろ? ちょっと電話に出るね」
「俺もだ」
「……はい、もしもし」
『夜遅くにすいません。eスポーツ日本代表選考委員会のものですが……』
「なんでしょう?」
『実は、今度の世界大会でアタックウォリアーズのチーム戦が競技内容として決定しました。個人戦はヤマト選手が出るのですが、チーム戦、ダブルス戦ではハル選手も出場をお願いしたいんです』
……。
私たちは電話を切り、顔を見合わせる。
「選考委員から?」
「うん」
「まさか、ふたりで日本代表になるなんて」
「でもこうなったら、やるしかないだろ!」
頂上にある星を、絶対にとってみせる!
eスポーツ‼
~恋人も友達もいないぼっちな私と、プロゲーマーで有名配信者の彼~
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