eスポーツ!!~恋人も友達もいないぼっちな私と、プロゲーマーで有名配信者の彼~
会場内のどよめきと、荒れているコメントが視界の端に映る。
目の前の画面にしっかりと向き合うと、騒がしい会場は静かになった。
……私は自分のマカロンを信じればいい。
開始の合図とともに走ってくるワドウに、こちらからも近づく。
下段の斬撃を小ジャンプで避けると同時に、手裏剣を投げる。
ヒットを確認して、私はワドウの間合いに潜り込む。
クナイでの斬撃、上段の蹴り、手裏剣と順に叩き込む。
苦しそうなワドウが空中に逃げるが、そこにはすでに――待っている。
マカロンの忍術を発動。
マカロンが美しい蝶を周囲に放つと、その蝶が輝き始める。
この体制からは、ワドウでは避けられない。
蝶々が衝撃波を放つと、ワドウの体を穿つ。
そのまま動けることもなく、ワドウは場外へと落ちていった。
――まずは、一本取り返した。
「ハル選手、まさかのノーダメで撃墜ー‼ この勝負、わからなくなってきたぞー!」
第4試合が始まる。もう、ターンは譲らない。
「この試合、どうなってしまうのかあああ⁉」
目の前の画面にしっかりと向き合うと、騒がしい会場は静かになった。
……私は自分のマカロンを信じればいい。
開始の合図とともに走ってくるワドウに、こちらからも近づく。
下段の斬撃を小ジャンプで避けると同時に、手裏剣を投げる。
ヒットを確認して、私はワドウの間合いに潜り込む。
クナイでの斬撃、上段の蹴り、手裏剣と順に叩き込む。
苦しそうなワドウが空中に逃げるが、そこにはすでに――待っている。
マカロンの忍術を発動。
マカロンが美しい蝶を周囲に放つと、その蝶が輝き始める。
この体制からは、ワドウでは避けられない。
蝶々が衝撃波を放つと、ワドウの体を穿つ。
そのまま動けることもなく、ワドウは場外へと落ちていった。
――まずは、一本取り返した。
「ハル選手、まさかのノーダメで撃墜ー‼ この勝負、わからなくなってきたぞー!」
第4試合が始まる。もう、ターンは譲らない。
「この試合、どうなってしまうのかあああ⁉」