至高の冷酷総長は、危険なほどに彼女を溺愛する -CLASSIC DARK-
「あ、ごめん脱線しちゃったね。京様の話に戻るけど……正直、京様個人のプライベートは極めて謎です」
ずうん……と真凛ちゃんの表情が暗く沈んだ。
情報通の真凛ちゃんでも素性を知り得ない京様……。
まあ当然だと思う。
だって、AクラスどころかSクラス、SSクラスでさえ顔を見たことない人ばっかりなんだから。
「えーとね。“無気力、無慈悲、無表情の三無主義者。ただしカリスマ性は抜群で、中学3年の夏に龍泉閣の皇帝の座に就く。異例の若さ、もちろん史上最年少。”」
スマホを取り出して、真凛ちゃんが何かを読み上げ始めた。
「え、なになに、もしかして京様に関するネット記事?」
「んーん。あたしの自作メモ帳」
「自作メモ!? 集めた情報を自分でまとめてるってこと?」
「そう〜。全部あくまで噂に過ぎないんだけどね」
す、すごい……。
興味あるものへの行動力が桁違いにすごい。