【書籍化&コミカライズ】離縁前提の結婚ですが、冷徹上司に甘く不埒に愛でられています(離婚予定の結婚なのに〜)
『君なら悪いことにはならないだろう――』
会長は嬉しいことを言ってくれたけれども…。
島田さんにとってお見合いも、私のこの気持ちも、鬱陶しいものなのか――……。
胸がぎゅうっと痛くなる。
「……とはいえ、迷惑をかけましたね」
「え……?」
声の方に意識を向けると。
両肘を膝の上に置いて、その上で手を組んだ彼が、静かな視線をこちらに向けていた。