【続】狂暴な彼氏、家では甘えん坊。
「じゃ、じゃあこれは?」


今度は目の前にあるちょっと大人風な水着を指差した。


「これはもっとだめ。」

「お願い……!」

必死にお願いをしたらいけるかな……?


「はぁ、じゃあ試着だけね?」


「やったぁー!」

思わず腕を大きく振って喜んでしまった。


店員さんがこちらをみて少々微笑んでいたのに気づいたのは楓くんが私の手を繋いでいたときだった。



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