【続】狂暴な彼氏、家では甘えん坊。
何回も何回も楓くんは甘い口付けをおとす。


そして、私を二人の大きなベットに連れていった。


ドサッ。


いつものベットの上に私を押し倒す形で楓くんがベットにあがる。


「美雨。……美雨。」


そして何回も私の名前を呼ぶ。


次第に楓くんの舌は私の体を辿る。


プツッ。プツッ。


制服のブラウスのボタンを外していく楓くん。


「は、恥ずかしいよ………」


「ふーん。毎日一緒にお風呂入ってるくせに。」


イジワルな言い方でボタンを外す手を止めない楓くん。


「で、でも……んっ……」

私の口を無理やり塞ぐ楓くん。


「ちょっ………ふ、うくっ……「キスだけじゃ足りないんだけど。」」


その言葉にカァと顔が赤く染まっていく。


「も、もうどうなったって知らないんだからっ……」


強い口調で楓くんに言うとニヤッと微笑んでまたキスをおとした。


甘くて熱くて――そんなキスを。



< 9 / 27 >

この作品をシェア

pagetop