花と誠の想い
「この人は勇さん!とーっても強いんだ」


「近藤勇です。よろしく!君名前は?」


名前かー。と考えていると
いつもの男の子の名前を知らないことに気がついた。

あんなに沢山話したけど2人ともそんなことは気にもならなくて2人とも名前を知らない

男の子のことを見つめていると


「俺は、土方歳三!お姉ちゃんは?」


『名前はないよ』


2人とも首を傾げ、見つめてくる


『私、名前ないの。』


うーん。と悩みそうだなあと二人で相談中



空を見上げ眩しい太陽とにらめっこをしていた時、


「あ!決めた!向日葵でいいじゃん」


ひまわり?なんだろうそれ
と首を傾げていると、それ!と指さしてきた

そこには大きな黄色い花が咲いていました。


『お花の名前?』


「そうだよ!いつもお空ばっかり
見てるから向日葵と一緒だって思って」


話を聞くとこの花は太陽を見つめながら
咲いているという


「素敵な名前だね!ひまわりにしようよ」


何だか、悪くない気持ちになりました。
昔感じたポカポカをまた感じることが出来て


『うん。向日葵でいいよ』


その日から2人はよく遊びに来るようになりました。


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