(続)頼くんを堕とす方法
「…頼くんのバカ…」






見に来なきゃよかった。




可愛い子たちに囲まれて、たくさんの差し入れを貰って…


嬉しいんだ…。






頼くんもそんな風になっちゃったんだ…?





………でもやっぱり、そんなの頼くんじゃないよ。





わたしが好きになった頼くんじゃない。





「……はぁ…つら」



「んー?なにが〜?」





校門を出たタイミングで聞こえた声にドキッとする。




「っ…末松くん」



「なにがつらいの?相談乗るよ?」





と向けられた笑顔に甘えてしまう。





「頼くん…変わったよね」



「どんな風に?」



「…んー…女の子を受け入れるようになった…的な」



「なにそれ。もしかして惚気〜?」
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