(続)頼くんを堕とす方法
てそうじゃない。




え、頼くんの話し…?





「もしかして佳子ちゃん……頼くんに惚れちゃった…?」



「えっ!?…ち、違うよっ。ごめん!そんなつもりじゃなかったんだけど…」



「そうなの?頼くんの話しするからてっきり…ごめんっ」



「ううん!わたしが好きなのは比呂くんだから安心して?」





と水を口に運ぶ佳子ちゃんにホッとする。






「あの、莉子ちゃん……わたしに協力してほしいんだけど」



「協力?」



「うん。比呂くんのこと、色々聞き出してほしくて…ほら、まだ付き合い始めたばっかりで、比呂くんのことなにも知らないから……」





なるほど。
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