(続)頼くんを堕とす方法
その気持ちは嬉しいに決まってる。






「……俺じゃダメなんだよね…」



「…ごめん」



「はぁ。俺って矛盾してるよね〜。だって、頼が好きな莉子ちゃんを好きになったのに、今はこうして俺のものにしたいって思っちゃってるもん」



「…そう言ってくれてたね」






頼くんに夢中なわたしが好き…



以前そう言ってくれていたことを思い出す。





「俺ね、地方の会社に就職しようと思ってるんだ」



「え?就職…?」



「そ。俺は就職組」





と笑った末松くん。
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