(続)頼くんを堕とす方法
「…帰ろ」





と足を動かした時…




「莉子「野々宮さんっ」





同時に名前を呼ばれドキッとする。





「…頼くん……河本くん…」





なにこのタイミング…。



体育館から出てきた頼くんは、河本くんにチラッと視線を向けるとすぐにわたしに視線を戻してきた。






「野々宮さん、呼び止めてごめん。これ…忘れ物」




河本くんは申し訳なさそうにわたしのスマホを差し出した。





「ありがとう。全然気づかなかった」
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