(続)頼くんを堕とす方法
早く帰ろう。




と足を急がせるけど、そういえば図書室から教室に戻るまでの間に体育館の前を通らないといけないんだった。





またあの女子たちを見ないといけないのか。





無意識にこぼれるこのため息は今日何度目かな。




それでも通らないといけない体育館前……





見ると、今日も女子の山。






チラッと中に視線を向けると、青野くんたちと楽しそうに話す頼くんの姿が見えた。




頼くんはいいよね〜。





自分の思い通りに過ごせて。




わたしの気持ちなんて絶対理解できない。
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