(続)頼くんを堕とす方法

合宿での奇跡!?の巻

「ありがと、紬」



「ほんとに帰らなくて平気?顔色さっきより悪いよ?」



「大丈夫。横になれば治ると思うから」







ズキズキと痛む頭……




今朝から少しずつ痛みはじめ、昼休みの今、痛みはマックスに。





「じゃ横になってな」





と布団を掛けてくれた優しい紬。






教室に戻った紬を見送り、目を瞑る。




「頭痛い……っ」





昼から雨予報になってたし、きっと雨のせいだ。
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