【完結】カルティナ姫と三人の王子〜目が覚めたら婚約者が三人いました〜


「今日も美味しそうね、マロミさん」

「本日はイチゴジャムとバター、後ブレンドティーをお持ちしました」

「ありがとう」

 マロミさんの作るパンケーキは本格的で、カフェで出てくるパンケーキみたいだ。 とても美味しそうだ。

「いただきます」

 ナイフとフォークをスッと入れると、簡単に切れるパンケーキ。見るよりも遥かにフワフワだ。

「ん、美味しい……!」

 何このフワフワ……! フワッとしていて、イチゴジャムとバターの相性がとてもいい。
 朝からたまらなく幸せだ。

「美味しい、マロミさん。最高だわ」

「お気に召して頂けて、良かったです」

 マロミさんは嬉しそうに笑っている。

「マロミさんの料理は、世界一美味しいわ」

「フフフッ……嬉しいお言葉です。ありがとうございます」

 マロミさんの料理は本当に美味しいわ。色々作ってくれるから、本当に美味しくて幸せな気持ちになる。

「マロミさん、またパンケーキ作ってくれる?」

「いいですよ」

「ありがとう」

 今度はマンゴージャムとか、チョコソースとかで食べたいな。 何で食べても、きっと美味しいに決まっている。
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