Life is a flower
それはまさに寝込んでいる私のもとへ、昨日の彼が訪ねてきて、

「大丈夫?これ、お見舞いに持ってきたよ」

そう言って、綺麗な花束を渡してくれた。

「ありがとう…」

「早くよくなってね」

そう言って、彼は氷嚢を私の頭に乗せ、そのリアルな冷たさで夢から覚めた。
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