Life is a flower
そうは言っても、帰り道、なんだかまだ夢でも見ているような気分だった。

確かに、なんだかロマンチックな展開と思えなくもない。

しかし、世の中そんなにうまくいく訳がないという気もしている。

夢と現実のギャップを行ったり来たりしたままだったが、ふと気付いた。

傘を返されたということは、もう二度と会えないのでは…?

その時、とても淋しく感じている私がいた。
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