お館様の番選び
なんて話しながら順路を進んでいると、
「あの…すみません。朧様とあかりさんですか?」と声を掛けられた。
そこには朔様の番様にどことなく似た男の人が立っていて弟さんだってすぐに分かった。きりっとした目に大きな体躯をしたカッコいいお兄さんだ。
「すみません。なかなか迎えに出れなくて。凪といいます。ここでシャチやイルカのトレーナーとして働いてます。これからショーがあるんですが、良かったら見て行かれませんか?」
凪さんに案内された席は最前列で、ショーが始まるのを今か今かと楽しみにしていた。
アナウンスが流れ、凪さんがステージに現れる。
すると、近くに座っていた女の子たちから黄色い声が上がった。
「きゃー!凪さん、今日もカッコいいー!」
「あの厚い胸板、最高ー!」
凪さんモテモテじゃないですか?
「凪さんがしてるネックレス、どこで売ってるか知ってるー?」
「ネットで探したけど見つからないんだよねー」
ん?ネックレス?と凪さんの目をやるとわたしたち獣人には見慣れた銀色のネックレスが胸元に見えた。
「ねえ。朧。あれって……。」
「ああ。番と交換してるな……。」
「あの…すみません。朧様とあかりさんですか?」と声を掛けられた。
そこには朔様の番様にどことなく似た男の人が立っていて弟さんだってすぐに分かった。きりっとした目に大きな体躯をしたカッコいいお兄さんだ。
「すみません。なかなか迎えに出れなくて。凪といいます。ここでシャチやイルカのトレーナーとして働いてます。これからショーがあるんですが、良かったら見て行かれませんか?」
凪さんに案内された席は最前列で、ショーが始まるのを今か今かと楽しみにしていた。
アナウンスが流れ、凪さんがステージに現れる。
すると、近くに座っていた女の子たちから黄色い声が上がった。
「きゃー!凪さん、今日もカッコいいー!」
「あの厚い胸板、最高ー!」
凪さんモテモテじゃないですか?
「凪さんがしてるネックレス、どこで売ってるか知ってるー?」
「ネットで探したけど見つからないんだよねー」
ん?ネックレス?と凪さんの目をやるとわたしたち獣人には見慣れた銀色のネックレスが胸元に見えた。
「ねえ。朧。あれって……。」
「ああ。番と交換してるな……。」