推しと好きはちがう!?
白河先輩のトンデモ発言に驚き

ぽけ〜っとしていると

腕を引っ張られて人混みの中を

走り抜けていた




「ちょ!透!!にげんな!!!」



なんて声もすぐに周りのざわつきに

呑み込まれていた




ヒューん ドンッ


走ってる途中で花火が上がった


私が足を止めると

必然的に白河先輩の足も止まった



透「あ、花火!!」


今気づいたように上を見上げる先輩


紗良「一方的じゃないって

言ったらどうしますか?」


透「え??」

< 144 / 194 >

この作品をシェア

pagetop