推しと好きはちがう!?
紗栄子さんは

この喫茶店のオーナーで

すごい優しいからもう第2のお母さんなんて

3人とも思ってる


この喫茶店は

学校から近すぎず遠すぎずの位置で

学校の人にあまり会わないで済むから

私たち3人の溜まり場となっていた



頻繁に来すぎて紗栄子さんも

子供のように可愛がってくれる



「隣の高校の有名な3人組じゃない?」


「えっ!ホントじゃん!!!」


「やばい、ほんっとに可愛いんだけど」




後ろの方から女子高校生の

キャピキャピした声が聞こえてきた



茉希「ちょっと周りから見えにくい

席にしてもらってるのにこの有様かあ」



紗良「無意味」



愛結「もしかして

あれ、私達のこと言ってる?」




紗栄子「他に誰の事だと思うのよ笑」


はいどうぞ〜って

いつものリンゴジュースを

持ってきてくれた紗栄子さんが笑う
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