推しと好きはちがう!?



あんまり人が来ない教室の前で


その子は止まって俺の手を離した




陽翔『愛結ちゃん?だよね?』


そういうと俺に向けていた背中をギュンと

してこっちを向いて俺を見上げてきた


それはもう不思議そうに


愛結「私の名前知ってるんですか?」


凄い顔に全部出ていて面白くて

笑ってしまった



陽翔『はっはっはっはっ

もう愛結ちゃん面白すぎる

ぴょんぴょん跳ねてたり

全部顔にでてたり笑』


愛結「え!顔に出てますか??

もう恥ずかしい、気をつけます」


そう言って顔を隠す愛結ちゃん



陽翔『それよりどうかした?』


すると思い出したように

あっという顔をしていてまた笑いそうに

なったのをさすがにぐっと堪えた
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