推しと好きはちがう！？

陽翔side


実行委員の誘導により

2の1の人気者集団は


外で撮影会？をしていた



透「何？もしかして

ハッピーセットに落ちた？」



いつも何事にも興味を示さない俺が

急にこんなとこまで見に来てるから

透がそう言うのも無理ない



陽翔『いや、違う』



透「え！じゃあ、あれ？

サッカー部のイケメンボーイズ？」


凄い顔の透に笑ってしまった


陽翔『なわけないじゃん笑』


透「じゃあ何？」


陽翔『愛結ちゃんに落ちたかも？』


透「いや、かもじゃなくて絶対だろ」


陽翔『どうだろう』


そう言って撮影会に背を向けると

透が慌てたように俺の前に立った



透「え？なんで？写真撮らねえの？」


陽翔『だって人多すぎて疲れてそうだから』


透「はあ、やっぱ陽翔

お前はどこまでもイケメンだなあ

よし、教室戻ってから俺が撮ってやるよ」



陽翔『ごめんそれはいらない』



透「はあ？ふざけんなよ！！」


面白くなって声を上げて笑っていると

手を引っ張られてそのまま

連れ去られた？着いて行った


透「え！何？」


透のそんな声を無視して