この空の彼方にキミを想う〜向日葵のような笑顔〜


でも、嫌な勘というものは案外あたるものかもしれない...






次の瞬間、「ガラガラガラ」と教室のドアが開いた。






「でさぁ〜この番組超面白くって!」






「まじ?!うちも今度見よ〜」






うわ...最悪、このクラスの人だったのだろう。けれど2人は、まるでこの場に私がいないかのように、全くと言っていいほど私の存在に気づいていなかった。






こういう時に、空気みたいな存在で良かったと、心から思う。






早く教室から出よう。そう思って、静かに後ろのドアを開けて教室から出た。






「ふぅ」と、安堵のため息が出た。












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