You and I ~あるバカップルの平和な日常~
愛子にはお兄さんが二人いるが、松岡家…特にお母さんにとっては、待望の女の子だったので尚更、愛情たっぷり注がれて育ったのかれない。
「ママって一見クールでドライなのに、女の子が出来るまでは何人でも産むつもりだったみたい。ド根性だよね、あんな小柄なのに」
いつだったか、愛子はそんなことを言っていたが、3人目が可愛い女の子でよかったと思っているのは、愛子のお母さん以上に、僕のほうだろう。
「どうしたの?」
あまりにも凝視していたせいか、愛子は不思議そうに僕を見つめる。
「いや、別に。いい女に成長したと思ってただけだよ」
「ほんとにー?」
嬉しそうに笑う愛子に
「ホラ、早く宿題済ませる!」
「もう、やっぱり優等生なんだから」
別にそういう意味で言った訳ではなく、理性も取り戻したことだし、さっさと宿題を終わらせ、もう一度楽しむつもりなだけなのだが…。
「ママって一見クールでドライなのに、女の子が出来るまでは何人でも産むつもりだったみたい。ド根性だよね、あんな小柄なのに」
いつだったか、愛子はそんなことを言っていたが、3人目が可愛い女の子でよかったと思っているのは、愛子のお母さん以上に、僕のほうだろう。
「どうしたの?」
あまりにも凝視していたせいか、愛子は不思議そうに僕を見つめる。
「いや、別に。いい女に成長したと思ってただけだよ」
「ほんとにー?」
嬉しそうに笑う愛子に
「ホラ、早く宿題済ませる!」
「もう、やっぱり優等生なんだから」
別にそういう意味で言った訳ではなく、理性も取り戻したことだし、さっさと宿題を終わらせ、もう一度楽しむつもりなだけなのだが…。