希望をくれた君と私の物語 〜短編〜 実話です☆
ーピーンポーン。ピーンポーン。


「のあー。祐輔くん来たわよ。」

「はーい。」

祐輔は高校が一緒の私の彼氏。

こんな普通の私にも彼氏ができたんだって舞い上がって喜んだのももう二ヶ月前だ。

「おはよ、希愛。」

「おはよう、祐輔。あ、そういえば、あの駅前のカフェに新作出てたよ。今度飲みに行こ?」

「そうなんだ。いいね。じゃあ今日行こっか。」

「やったー!」って祐輔の肩に手を置いて飛び跳ねていたら、

「希愛はほんと単純だなぁ」って笑われた。
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