希望をくれた君と私の物語 〜短編〜 実話です☆
「ただいまー。あ、そういえば、お母さん、明日は午前授業だから、お弁当はだい」

「おかえり。希愛、今日駅前のカフェ行ってたよね。」

「うん、そうだよ!新作が出ててね!すごく美味しかったんだ〜あれ?でもどうして知ってるの?」



嫌な予感が頭をよぎる。

「そこに座りなさい。」と言われていつものように、静かに正座を作る。

「一昨日はカラオケ、昨日は公園、今日はカフェ。

っていくらなんでも遊びすぎじゃない?

あんたねぇ、彼氏できたからって自由に出歩いてるんじゃないわよ。」

「別にもう高校生だし自由に遊んで良くない?

それで、!なんで一昨日までの私が寄ってたところを知ってるの?」
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